クリーニングの宅配サービスをやっていると、配達で伺ったマンションなどのエレベーターで、住民の方と乗り合わせることがよくあります。
仕上がったクリーニング品を運んでいるので、宅配クリーニングだとすぐにわかるようで、「あれ、クリーニング屋さん？取りに来てくれるの？」とか、「こんな夜遅くまで届けてくれるんだ」など、声をかけられることもたまにあります。
先日も、水道橋の近くの文京区後楽にある高級マンションへ配達で伺った際、エレベーターの中で声をかけられました。
目的階まで少しお話しましたが、今までこちらのマンションを集配していたクリーニング店さんが、高齢のため機械の故障を機に廃業されたそうで、困っていらっしゃるとのことでした。
そう言えば、先日もこちらでマンションで乗り合わせた別の住人の方から「宅配クリーニングですか？名刺もらえますか」と話しかけられましたが、そういう事情があるのかもしれません。
変な言い方ですが、宅配しているクリーニング店の廃業という供給側の都合による新たな需要がこれから生まれることも考えられます。
とにかく、長く続けていればそういうケースに出くわすこともあります。継続とアンテナを張って情報をキャッチすること、これが大切なファクターです。