続・宅配クリーニングかクリーニング宅配か

前回の記事で、当社のようなお客様のところへ直接クリーニングを取り行くサービスと、宅急便(ややこしいので宅配便ではなくあえて宅急便とします)などを活用してクリーニングを送ってもらうサービスと、どちらを「宅配クリーニング」と呼ぶかという旨を書きました。

 

 

今回はその続きを書いてみたいと思います。

 

 

いずれにせよ、どちらも正式名称ではないので、どちらをどう呼ぼうといいのですが、問題は利用者がネットなどで検索した際に、自分が求めているサービスではないということが起こるということです。

 

 

つまり、宅急便で送って受け付けてくれるサービスを探している方が「宅配クリーニング」と検索したら、当社のような直接取りに来るサービスがヒットした場合、求めているものが違うということもありますが、それ以上にエリアの問題がありますね。

 

 

宅急便などを利用する場合は、利用者は全国どこでもOKです。

 

 

ただ、当社のようなサービスですと、その会社の宅配エリアだけということになります。

 

 

逆はどうでしょうか?当社のようなクリーニングを自宅まで取りに来てくれるサービスを探して「宅配クリーニング」と検索したら、宅急便などで全国から受け付けるサービスがヒットした場合、エリアは問題ありませんね。

 

 

ただ、当社などの場合は、直接クリーニング品をお預かりしますが、宅急便などの場合ははだかのまま衣類は渡せません。発送できるように荷造りが必要になります。

 

 

荷造りと言っても段ボールや専用バッグに詰めるだけですからたいした手間ではないと思いますが、最初からそれを求めていない人にはちょっと面倒だなという感じがするのは否めないでしょう。

 

 

ちょうど求めている人が求めているサービスに当たればいいのですが、もし「宅配クリーニング」と検索したら、宅急便などで全国からクリーニングを集めるサービスばかりがヒットした場合、当社のような直接取りに来るサービスを求めている人は次は何というキーワードで検索してみるのか?クリーニング宅配、クリーニング集配、クリーニング配達…

 

 

逆に、「宅配クリーニング」で検索して、当社が仮に1位に表示されても、求めている人が宅急便を利用した全国配送のほうでしたら注文には繋がりません。

 

 

HPからの集客を目指す以上、単なる表示順位ではなくこのあたりをしっかりと見極めていかないといけません。