需要期での宅配クリーニングの販促

前回の記事で、わたしがクリーニングの宅配サービスを始めた20年前~10年くらい前までは、GW明けは「もう勘弁して」というほど忙しい(=注文が多い)時期でしたが、近年は当時と比べるとさほどでもなくなってしまったという旨を書きました。

 

 

もちろんこれは困ったことで、良いわけはないのですが、唯一考えようによってはいいことがあります。

 

 

それは、一番需要の高い時期に営業や広告・宣伝などの販促活動ができるということです。

 

 

10年くらい前ですと、GW明けはもちろんのこと、4月・5月、場合によって6月くらいまで、忙しくて日々のクリーニングの集配・配達業務に奔走していました。

 

 

当然、営業する時間やポスティングなどの余裕はありません。ひとつには、忙しくて時間的に無理ということと、もうひとつには、せっかく反響があってもスケジュール的に対応できないのでご迷惑をお掛けしてしまうので積極的な働きかけは控えるという理由からです。

 

 

ですから、その当時は、需要期や繁忙期は既存のオーダーをいただいているお客様の集配・配達業務に専念して、忙しさが一段落する8月~10月および、需要が落ち込む1月~3月の閑散期に営業や広告・宣伝などを行っていました。

 

 

しかし、やはり、需要自体が少ない時期なので、なかなか広告などの反響や販促の成果が出ないのが実情でした。

 

 

それが、今は一番の繁忙期といっても多少の余裕があり、いっぱいいっぱいの状態でないので、需要の高いこの時期に営業・販促活動や広告・宣伝が打とうと思えば打てるようになりました。

 

 

本来はこれが理想的なパターンではあるのです。ただし、その場の売上づくりではなく、需要期に顧客づくりをして閑散期に備えるというのがベストです。

 

 

真夏に汗水たらして食料を蓄えて冬は冬眠する「アリとキリギリス」みたいな感じですか(笑)

 

 

冗談はさておき、実際に需要の高いときのほうが広告などの費用対効果も高いので、少ない投資で大きな成果が得られます。そして、それをまた広告・宣伝費に回すというのがいいパターンなのだと思います。

 

 

今年は、この一番の需要期に宅配クリーニングの顧客開拓営業を頑張ってみます。