今年の宅配クリーニングは6月型か?

一週間ぶりのブログ更新となってしまいました。別にサッカーのW杯に夢中になっていたわけではありませんが(笑)、もう少し更新頻度を上げなければいけないなと思いながらついつい気付けば一週間という感じです。

 

 

さて、宅配クリーニングの需要期は3月の中旬から6月の下旬くらいまでというのが一般的です。特に月単位では4月~6月になります。

 

 

これには間違えはありませんが、その商況というか、平たく言えばクリーニングの出方には例年多少の違いがあります。

 

 

ある短期間に集中して出る年と、大きな山もない代わりに平均的に長期間にわたって出る年など、これは主に陽気に左右される面があります。

 

 

今年の傾向はどうかと言うと、どちらかと言えば後者かなという感じです。4月、5月が今ひとつパッとしないところがありましたが、その代わりに6月に入っても衰えないというか、むしろ4月、5月より売上は好調に推移しています。

 

 

昨年までのここ5年間の4月・5月・6月の月単位の売上を見てみますと、昨年(平成25年)は一番売上の良かったのは4月で、次が5月で、6月が一番低かったです。

 

 

逆に一昨年(平成24年)は、売上の一番良かったのは5月で、次が6月で、一番売上が低かったのが4月でした。

 

 

以下、平成23年が売上が良い順に、5月ー4月ー6月。平成22年、6月ー5月ー4月。平成21年、5月ー4月ー6月となっています。

 

 

この5年では、一番良かった月が5月で3回、4月・6月が各1回。一番悪かった月は6月が3回、4月が2回で、5月は0回です。

 

 

この5年だけで見ると、宅配クリーニング(少なくとも当社)では、5月が最需要期で、4月と6月だと4月のほうがやや良いという傾向になります。

 

 

しかし、今年平成26年は異変が起きて、今のままですと、6月がトップで、5月がこの6年では初の3位という結果になりそうなのです。

 

 

平成22年のように、6月が良くて4月が悪いという年は、春の訪れが例年より遅くて、4月の需要が5月に、5月の需要が6月にずれ込んだだけで、いわゆる陽気のせいということになりますが、今年のパターンはそれとも異なります。消費税の影響ということなら、むしろ5月より4月が悪いわけですからこれも関係ないと思います。

 

 

今後、このあたりの原因なども探っていきたいですが、いずれにしても6月の売上が良かったというのはうちにとってたいへん明るい材料です。