苦肉の策?

9月29日は9・29の語呂合わせで「クリーニングの日」です。

 

 

これ、ただの語呂合わせということもありますが、10月1日が暦の上で「衣替え」なので、9月29日はちょうどその2日前になるため、夏物衣料のクリーニングの需要が高まるということで、この「クリーニングの日」に需要喚起のためのキャンペーンを打ったりするお店も多く見受けられます。

 

 

ただし、これはわたしがクリーニング関連の仕事に就いた20年くらい前の話です。

 

 

今は違うのかと言うと、9月29日が「クリーニングの日」であることには変わりませんが、如何せんこの20年で陽気というか季節の進み具合が大きく変わりました。

 

 

6月1日に冬服から夏服への衣替え、10月1日が衣替えで冬のいでたちにという感覚は今にはそぐわなくなってしまいました。

 

 

学校や企業の制服などは規則などもあるのでまたちょっと違うのかもしれませんが、少なくとも私服やおしゃれ着に関しては1か月はずれてしまいました。夏服は5月から、逆に冬服は11月からという感じでしょうね。

 

 

もちろん、衣替えが6月から5月、10月から11月になったからと言って、クリーニングの需要がなくなるわけではありませんが、先に書きました「クリーニングの日」=9月29日にドーン!と売上UPというのが昔に比べて難しくなってしまいました。

 

 

ただ、今年はどうでしょう?

 

 

夏があんなに暑かったのに、猛暑も去って9月に入ったら残暑も思ったほどでもなく、雨で天気は良くありませんが、ここ数日は日中でも20℃前後で、朝晩はちょっとひんやりするくらいです。

 

 

9月29日あたり、ひと足早い衣替えまでは言いませんが、夏物衣料の第一弾のクリーニング需要があるかもしれませんよ。ちょうど土日ですからね。

 

 

この日に夏物のクリーニングが出ないまでも、需要の前倒しが期待できそうなので、10月に使えるクーポンなどを「クリーニングの日」に配布する企画などを考えてみるのもおもしろいかもしれないですね。